古い旅の写真を眺めていたらこれまで気に留めていなかったけれど年月を経て見ると良いなあと思えるものがあったので掘り出してみました。

 野宿 『屋外で睡眠をとりながら夜を過ごすこと。寝泊まりの意。』 wikipediaより。

 僕の中で野宿とはキャンプ場以外の場所でテントを張って泊まる事を指しています。ブッシュキャンプという表現もありますがほぼ同じ意味だと思います。

 写真は2002年の7月。チェコ共和国を走ってオーストリアアルプスへ移動している時に針葉樹の森の中でテントを張った時の写真です。
 テントという布一枚だけの無防備な装備で違法ではないにしろ管理されていない場所で一夜を過ごす不安。現代ではなかなか得ることのできない感覚かもしれません。
 それでも出来るだけ不安を感じない場所を選び緊張感を持って眠りにつき朝を迎える。そしてまた新たな一日が始まる。小さなことの積み重ねですがすべての事柄を自分一人で決定判断して進んでいく旅の中でちゃんと朝を迎えられたことは自信につながります。ここでテントを張るという判断は間違っていなかったのだ。と。

 年を取った今だと野宿は通報されかねませんから最近の旅はキャンプ場を探して泊まるようにしていますがしっかり走って暗くなったら寝床を探すような自由な旅をまたしたいなあとも思います。