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自転車は人がペダルを踏んだ力をチェーンやギアを介してホイールの回転に変換します。
このシンプルな機械構造の中で、実はかなり重要な役割を担っているのが「チェーン」なんです。
チェーンとギアは金属同士ですから、人が自転車を漕ぐ時には強く擦れ合って摩擦が起きます。
その摩擦を和らげてチェーンの動きを滑らかにするものが「チェーンオイル」です。

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潤滑性能の高さと音鳴りの少なさが特徴のウェット系や、汚れにくさが特徴のドライ系が有ります。
さらにテフロンが入ってるとか、チタンの粒子がとか、添加剤も色んな物があり、
スポーツサイクル用のチェーンオイルはたくさんの種類が有ります。

一つのメーカーでも数種類のオイルが販売されることも珍しくないので、どれを選んだらいいのか
正直迷ってしまいますよね。
現在、なかやまで主にお勧めしているチェーンオイルをご紹介しつつ、どんなシチュエーションに向いているオイルなのか
解説してみようと思います。

まずはVipro's(ヴィプロス)のチェーンオイル3種類です。
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ムオンは極圧添加剤を50%も配合した潤滑性能が高く、耐久性のあるオイルです。添加剤により厚い油膜を形成しやすく
その結果チェーンの駆動音(チャラチャラ音)を劇的に抑えます。
雨の中でも潤滑出来る性能があり、
高い潤滑耐久性を活かして、ロングライドやサイクリング、ブルベなどの超長距離にも適したオイルです。
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ケイテンはウェット系オイルでありながら極めて高い防汚性を誇るチェーンオイルです。
さらっとした低粘度のオイルは浸透力が極めて高く、まるでドライオイルの様に薄い油膜を作ります。もちろん、潤滑や極圧、
静粛性もバランスよく調整された使いやすいオイルです。メンテナンスを楽にしたい人にオススメです。
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ブルーノはケイテンの防汚性とムオンの潤滑耐久性を両立させたヴィプロスの最高傑作。
静粛性や極圧も優れた万能のオイルとなっています。まさに何でも使えるオールラウンダー。
高い浸透力で小さな隙間にオイルを留まらせて、飛び散りにくい効果も高いです。雨天でも潤滑してくれます。

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ヴィプロスの3種類のチェーンオイルを5つの要素で性能比較したグラフです。
注目は滑らかにチェーンが駆動するための極圧性能と、スプリントなどの瞬間的なパワー伝達のための瞬発力性能。
極圧が高いと厚い油膜によって滑らかで効率の良い機械駆動を得られる反面、瞬間的な極めて強いペダルの踏み込み(スプリントなど)の場面では
極圧性能によって油膜が切れないのでチェーンとギアの間が潤滑されて僅かにズレて、パワーロスに繋がる事があるそうです。
ブルーノの瞬発力性能や極圧性能、潤滑耐久力を見るとレースなどの競技やロングライドまで何でもこなせる万能性が分かりますね。


続いて、TACURINO(タクリーノ)のチェーンオイル3種類です。
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ロードチェーンオイルは極圧添加剤を5%程度に抑えた事で瞬間的なパワー伝達に優れるレース向きのチェーンオイル。
速く走りたければロードチェーンオイルを使え。と言われるほどの定番オイルです。潤滑耐久性や静粛性も優れているので
注油の頻度も少なく抑えられる経済的なオイルでもあります。
浸透性も高く、飛び散りにくさ、雨天時の使用にも耐える側面もあります。
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パワーチェーンオイルは全ての性能をバランスさせた万能型のオイルです。
スプレータイプなのでチェーンへの塗布量も少なめになりますから、余分なオイルが抑えられて防汚性もあります。
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マホウは極圧添加剤を50%も配合した高極圧オイルです。50%はヴィプロスのムオンと同じ割合ですね。
魔法のように軽いペダリングの回転が得られるという売り文句は嘘じゃないと思うくらい、確かに漕ぎが軽くなります。
さらに防汚性と静粛性も高く、使いやすいオイルです。サイクリングやロングライドなどに向いてますね。

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タクリーノのオイル3種類を比べたグラフです。
レース向き、バランス型、スムーズ型と3種類が上手く住み分けられていて分かりやすい性能ですね。
用途によって選ぶのが簡単で良いです。


そして、なかやまが最初のチェーンオイルとしてよくオススメしているドライルブと、自転車業界外の商品でありながら
自転車用チェーンオイルとしての性能に注目の集まるNASKALUB(ナスカルブ)を比べてみましょう。
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フィニッシュラインのドライルブは、なかやまで最初にオススメするチェーンオイルの定番です。
何と言ってもドライオイル特有の、抜群の防汚性能がチェーンの黒い汚れを防ぎますから、綺麗な時間が長く気持ちよいです。
それにテフロン粒子を配合してあり、極圧性能も高いオイルとなっていますから滑らかな駆動が期待できます。
浸透力も良いので飛び散りにくいです。
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ナスカルブは金属表面をスケートリンクの様な滑らかな表面に改良して、油切れを起こしても潤滑し続ける
これまでにないタイプの潤滑オイルです。
特殊な極圧添加剤が金属同士の摩擦熱と反応して、金属の表面を滑らかな表面と潤滑性を持ち合わせた一種の化合物に改質します。
これによって、長期間にわたる潤滑性能を維持してくれる面白い性能のオイルです。
自転車専用のチェーンオイルではないですが、相性も良くてなかやま店長も愛用の高性能オイルです。
極圧性能が高いので、瞬間的なパワー伝達には向かない側面が有ります。
浸透力はかなり優秀でチェーンの隅々まで油膜を形成します。

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2者を比較したグラフでもドライルブの防汚性とナスカルブの高性能が良く分かりますね。

一般的にオイルは低粘度であるほど浸透力が強いとされます。浸透力が強いと、チェーンの様な細かな隙間が多い物では毛細管現象によってオイルの流動性が抑えられて、飛び散りにくい効果も持ちます。
オイルの塗布量が多すぎれば(ポタポタ垂れるほど)どんなオイルもある程度飛び散ってしまいますので、注油の際にはまんべんなくチェーンに浸透させることが重要ですね。


こんな風に数あるチェーンオイルも様々な個性がある面白い商品がそろっています。
使い比べて違いを体感するのもスポーツサイクルの楽しみの一つかもしれませんね。
実際の使用感や、詳しい説明などは店頭でスタッフに是非お尋ねください!
それでは!スタッフ山本でした。

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