Campagnolo 12speed の魅力

campagnolo(カンパニョーロ)と言えば120年続くイタリアの自転車パーツブランドです。
古い話ですが、ホイールを素早く脱着できるクイックレリーズハブを生み出したメーカーとしても有名です。
サイクリストの間では「カンパ」の愛称で呼ばれ、ヨーロッパブランドのフレーム特にスチールバイクなどのクラシカルな
ロードバイクを組み立てる時には「カンパ」を使いたい!と憧れに思う方も多いブランドですね♬

現行モデルのカンパニョーロコンポーネントは、グラベル用コンポを除けば2x12スピードのコンポーネントになります。
全部で5グレードのうち、トップグレードのSuperRecord(スーパーレコード)、ハイグレードのRecord(レコード)、
ミドルグレードのChorus(コーラス)の3グレードが2x12スピードを採用しています。


お客様のご希望で、長く展示していたCOLNAGO TITANIOのフレームをカンパニョーロ RECORD2x12で組み上げる事になりました。
最近はシマノもSRAMも機械式コンポは11スピードの物しか組み立てる機会がありませんでしたし、
それ以上のシフト段数がある場合は電動コンポの方が正確なシフトが可能です。機械式の場合ワイヤーの伸びや
フリクション(ワイヤーの摩擦抵抗)でシビアなシフト調整を強いられますし、リアホイールの限られたスペースに
スプロケットを収めるので、ギア1枚1枚の厚みは極薄になりチェーンも薄く作ります。


DISCブレーキが全盛期となりつつある現在のフレームは、リアのフレーム幅が142mmと広いのですが、
リムブレーキ専用のフレームでは、8スピードから12スピードまですべて同じフレーム幅130mmです。
同じスペースなので部品を薄く作るしか方法は無いですよね。

ところが、カンパニョーロの機械式12スピードは、シビアな調整が必要だろうという予想を裏切って、
意外に簡単に組み付けと調整が可能でした。
個人的に2000年モデルの10スピードのコーラスで組んだバイクに乗っていましたが、
その時の快適なシフト感覚よりもさらに正確で、素早くスムーズなシフトをしてくれます。
かなりいいじゃないか!

クランクだけはチタンシャフトを採用するスーパーレコードを組付けました。
カンパニョーロはシフト段数が共通ならグレードのミックスも可能です。


リアディレーラーはレコードの最新モデル。従来はローギア32Tまででしたが、こちらは34Tまで対応できます。


ブレーキアーチは28Cのタイヤまで対応するレコードのキャリパーブレーキです。
今回組みつけたCOLNAGOのTITANIOは25Cまでしかキャパシティが無いので、28Cは無理でしたが
フレームによっては太いタイヤも可能です!
エルゴパワー(シフトレバー)もレコードで揃えています。
UDカーボンで装飾されているので高級感が半端ありません!
あと組み立て時にしか分からない事ですが、機械式のレバーはダントツでカンパのレバーが軽い!!
金属パーツが少ないので、持った時に思わず「軽っ!」とつぶやきます。


ハンドル、ステム、シートピラー、サドルは全てFizik(フィジーク)で統一してみました。
軽量なアルミのR1ステムやR3ハンドルとピラーで、パーツの統一感があるとバイクがより一層かっこよく見えます。


ホイールはフルクラムのレーシングZERO Competizione2Way Fitを装着。
タイヤはミシュラン POWER25Cです。
赤いロゴとハブ、1本だけスポークが赤いのもおしゃれでカッコいいですね!



かなり所有欲を掻き立てられる1台になったのではないでしょうか。
古いフレームの存在感と、カンパニョーロの愛称は良さそうです。
フレームとコンポの世代が7年も離れてると思えないですね。

 

なかやまカードをお持ちの方は是非ご提示ください!
お得にお買い物をお楽しみいただけます!

 

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